【申込受付終了】鋼橋の維持管理全体の高度化に関するワークショップ
道路橋では平成26年から全橋梁に対する5年毎の近接目視点検が義務付けられ、点検の効率化や省力化に的を絞った研究に衆目が集まっていますが、点検は目的ではなく、あくまでも手段であり、対策を含めた維持管理サイクル全体の効率化・高度化が重要です。一方、鉄道橋では、以前から2年毎の定期検査が義務付けられており、検査結果に基づいて様々な補修補強対策が施されていますが、損傷が再発した事例も報告されています。
本共同研究グループでは、鉄道事業者や道路管理者、コンサルタント、施工業者、大学の研究者、弁護士等で構成し、平成27年度に引き続いて鋼橋の維持管理全体の高度化に関する調査研究を行って参りました。
このたび、その成果を踏まえ、下記の要領でワークショップを開催し、研究成果をご報告申し上げたいと存じます。奮ってご参加下さいますようご案内いたします。
主催 | 土木学会関西支部 鋼橋の維持管理全体の高度化に関する共同研究グループ (代表:関西大学教授 坂野昌弘) |
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日時 | 平成29年7月21日(金) 14:00~17:00 |
会場 | 建設交流館 7F 会議室702 大阪市西区立売堀2-1-2 地下鉄本町駅 22・23号出口より徒歩6分 地下鉄阿波座駅 2号出口より徒歩5分 地下鉄西大橋駅 1号出口より徒歩5分 |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料 |
申込締切 | 定員に達しましたので、申込受付を締め切りました。 多数のお申込、ありがとうございました。 |
資料 | ワークショップでは資料の配布は行いません 資料は、申込完了時に届くメールに記載のURLからダウンロードしご持参ください(7月上旬に掲載予定です) |
その他 | この行事は 土木学会認定CPDプログラム(認定番号:JSCE17-0167、CPD単位:2.7)です。 |
問合先 | 土木学会関西支部 大阪市中央区船場中央2-1-4-409 Tel:06-6271-6686 Fax:06-6271-6485 |
プログラム
14:00 ~14:15 |
開会の挨拶 |
共同研究グループ代表 坂野 昌弘(関西大学) | |
14:15 ~15:25 |
道路構造物に関する事例紹介 |
供用中橋梁の支承補修工事と移動量測定 (2017/7/7 タイトルを一部変更しました) |
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鎌田 将史(本州四国連絡高速道路(株)) | |
奈良吉野川大平橋補修工事について | |
郭 勝華((株)奥村組) | |
鋼橋の疲労強度向上法と凍結防止剤による腐食損傷について | |
木下 幸治(岐阜大学) | |
15:25 ~15:45 |
(休憩) |
15:45 ~16:55 |
鉄道構造物に関する事例紹介 |
ポリマーセメント材料を用いた鋼構造物の補修・補強方法 | |
谷口 望(前橋工科大学) | |
鉄道鋼箱桁橋桁端切欠部の疲労損傷対策(ICR, PPP処理) | |
高橋 真矢(京阪電気鉄道(株)) | |
鉄道橋溶接桁垂直補剛材上端の疲労損傷対策 | |
池頭 賢(西日本旅客鉄道(株)) | |
16:55 ~17:00 |
閉会の挨拶 |
共同研究グループ幹事 田辺 篤史((株)日建設計シビル) | |
【司会】共同研究グループ連絡担当幹事 松本 健太郎((株)レールテック) |
- 講演各20分、セッション終了時に質疑10分。
- プログラムは一部変更する場合があります。