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【開催予告】鋼橋の長寿命化に対するインハウスエンジニアの技術力向上に関する講習会(2025/7/16)

鋼橋の長寿命化に対するインハウスエンジニアの技術力向上に関する講習会

 2012年の笹子トンネルの事故等を契機として、長さ2m以上の橋と全てのトンネルに5年毎の近接目視点検が義務化され、現在は3巡目の点検に入りましたが、次の段階でより重要な措置が、予算の制約と技術者の不足により、特に中小規模の団体では進んでいない状況です。
 
 鋼橋に関しては、大規模な架け替え等ではなく、当て板等の比較的小規模な補修や補強で済むケースが多く、予算の制約が厳しい管理者にはメリットが大きいのですが、これには鋼橋の補修・補強設計等の長寿命化対策を適切に発注できるインハウスエンジニアの技術力が必要です。
 
当委員会は、鉄道事業者や道路管理者、コンサルタント、施工業者、大学の研究者、弁護士等で構成し、見学会には自治体職員も参加し、2023年度から鋼橋の長寿命化に対するインハウスエンジニアの技術力向上に関する調査研究を行いました。本講習会ではその成果として事例や新技術を紹介します。

日時

2025年7月16日(水) 13:30~16:30(受付開始 13:00)

開催方法

【現地開催】
会  場 建設交流館 8階 グリーンホール
  大阪府大阪市西区立売堀2-1-2
  大阪メトロ 本町駅 22・23号出口より徒歩6分
定  員 200名(先着順)

CPD

 この行事は、土木学会認定CPDプログラム
認定番号【JSCE25-0115】、単位【2.5単位】です。

CPD受講証明書の取得はCPDポイントについてをご覧ください。

参加費

一般 会員
土木学会個人会員
関西支部賛助会員団体所属者
学生会員
8,800円 5,500円 1,100円
※本講習会の参加費は税込みとなります

申込方法

4月中旬に申込受付開始予定です。もうしばらくお待ちください。

  • 1メールアドレスにつき1回のみのお申込が可能です。
    「@civilnet.or.jp」からのメールを受信できるように設定をお願いします。
  • お支払い方法は「クレジットカード決済」または「コンビニエンスストア決済」による前払いとなります。
  • 決済完了後のキャンセル及び変更等による返金はいたしませんので、予めご了承ください。

申込締切

2025年6月30日(月)

プログラム

プログラム(敬称略)
 「鋼橋の長寿命化に対するインハウスエンジニアの技術力向上に関する講習会」
13:30
~13:40
開会挨拶
委員長 鈴木 啓悟(福井大学)
13:40
~14:40
◆ 社員による技術継承や直営の維持管理事例の紹介
  • 本州四国連絡高速道路の大型耐震ダンパーの性能確認試験(技術検証)
  • 六甲ケーブルの疲労損傷対策(非破壊検査の実施)
  • 大阪モノレール南進事業(技術継承)
  • 大阪メトロの維持管理(直営点検、維持管理)
14:440
~14:50
<休憩>
15:25
~16:55
◆ 新技術の紹介
  • トラス橋の温度変形挙動【鈴木 啓悟(福井大学)】
  • TRSを用いた新しいジベル構想の提案【谷口  望(日本大学)】
  • 鋼鉄道橋における薄型BP支承の適用【西田 寿生(京橋ブリッジ(株))】
  • 合成樹脂製埋設ジョイントへの取換工事【冨山 久男((公財)大阪府都市整備推進センター)】
  • ヒューズ機構を有する仮橋脚構造【関口  穂(JR東日本コンサルタンツ(株))】
  • 橋梁点検支援ツールの開発【田井 政行(摂南大学)】
16:55
~17:00
閉会挨拶
幹事長  小出 泰弘(南海電気鉄道(株))

※都合により講師や順序などに変更の生じる場合がございますので、予めご了承ください。

問合先

土木学会関西支部「インハウスエンジニア講習会」係
TEL:06-6271-6686

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