【終了】<土木技術者対象見学会>2025大阪・関西万博に向けて
2025大阪・関西万博開催に向けた地下鉄延伸工事(駅舎部)の現場見学会および一般財団法人GRI財団 理事長 三村衛先生の基調講演「夢洲の埋立地盤と利活用に向けた課題」を実施します。
万博開催前の特別企画ですので、奮ってご参加ください。
開催案内チラシ(画像をクリックすると詳しくご覧いただけます)
日時
2023年9月5日(火)13:30 ~ 16:30 → 17:00
※終了後、交流会(参加自由)があります。
集合・解散場所
集合場所:大阪府咲洲庁舎
解散場所:コスモスクエア駅(予定) → 堺筋本町駅付近
※ 公共交通機関のご利用をお願いいたします。
参加費
無料
※ ただし、集合解散場所までの交通費などは参加者のご負担となります。
参加資格
40歳以下の 土木学会会員 → 土木技術者
※参加時の注意事項をこちらから事前にご確認ください。
定員
40名(先着順)
申込について
申込方法
申込フォームからお申し込みください。
※ 「@civilnet.or.jp」からのメールを受信できるように設定をお願いします。
※ 回線が混雑している時などは、送信完了まで時間がかかる場合があります。その際は申込に関するボタンを何度も押さないようにしてください。
注意事項
1メールアドレスにつき原則1回のみのお申込が可能です。
収集しました個人情報については、本イベント参加の確認作業及び個人を特定しない形でのイベント参加状況分析以外には使用しません。
CPD等
この行事は、土木学会認定CPDプログラム(認定番号:JSCE23-0909,CPD単位:3.0)です。
CPD受講証明書の取得はCPDポイントについてをご覧ください。
プログラム
13:30 講演「夢洲の埋立地盤と利活用に向けた課題」※
三村衛(一般財団法人 GRI財団 理事長)
14:30 移動・概要説明
14:50 北港テクノポート線整備工事現場見学
16:30 解散
※【講演の概要】
2025年に万国博覧会が開催される大阪港・夢洲は大阪港の航路確保のために浚渫された粘性土によって埋め立てられた人工島である。通常の埋立地は埋立材として砂礫,砂を主体とした締固めの効く良質土が用いられ,締固め管理によって適正な密度に仕上げられる。これにより少なくとも埋立層は高い強度と剛性を有し,圧縮などの変形も深刻なものとはならない。これに対し,浚渫粘性土を投入することで建設された夢洲は,隣接する咲洲や泉州沖の関西国際空港,神戸沖のポートアイランドなど良質土で建設された埋立人工島とは大きく異なる構造となっている。
講演では,夢洲の建設された大阪湾奥の地盤構造,埋立に伴う埋立地盤の変形に対する考え方について説明する。当該地域は沖積層と更新統層の粘土/砂礫互層地盤で,浚渫粘土層にはプラスティックボードドレーンが,沖積粘土層にはサンドドレーンが打設され,圧密促進が図られている。一方更新統粘土層は擬似過圧密性を有し,長期にわたる大きな沈下が懸念されている。数値解析による計算結果によって埋立から現在までの挙動を説明するとともに,今後万博後も見据えた長期的な同地の利活用にあたって考慮すべき課題についても議論する。
主催・問合先
公益社団法人土木学会関西支部
TEL:06-6271-6686