【終了】鋼橋の維持管理全体の高度化に関する講習会(7/26)
本講習会は終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
鉄道橋では以前から2年毎の定期検査が義務付けられており、検査結果に基づいて様々な補修補強対策が施されているが、損傷が再発した事例も報告されている。一方、道路橋では5年前から全橋梁に対する5年毎の近接目視点検が義務付けられ、点検の効率化や省力化に的を絞った研究に衆目が集まっている。しかしながら、点検の効率化や省力化が、重大な損傷の見逃しにつながっては元も子もない。点検や検査は目的ではなく、あくまでも手段であり、対策を含めた維持管理サイクル全体の効率化・高度化が重要である。
本調査研究委員会は、鉄道事業者や道路管理者、コンサルタント、施工業者、大学の研究者、弁護士等で構成し、平成27~28年度の共同研究グループの活動に引き続いて鋼橋の維持管理全体の高度化に関する調査研究を行ってまいりました。
このたび、その成果を踏まえ、下記の要領で講習会を開催し、研究成果をご報告申し上げたいと存じます。奮ってご参加下さいますようご案内いたします。
主催
公益社団法人土木学会関西支部
鋼橋の維持管理全体の高度化に関する調査研究委員会
日時
2019年7月26日(金) 13:30~17:30(受付開始 13:00)
会場
建設交流館 8階 グリーンホール
大阪市西区立売堀2-1-2
地下鉄本町駅 22、23番出口より徒歩約5分
地下鉄阿波座駅 2番出口より徒歩約5分
地下鉄西大橋駅 1番出口より徒歩5分
定員
200名
参加費
1,000円
当日会場にてお支払いをお願い致します
参加費の支払いに“賛助会員優待券”をご利用いただけます。詳細はこちらをご覧ください。
申込方法
申込フォームからお申し込みください。
※定員に達しましたので申込受付を終了いたしました。
申込完了後に電子メールで届く「参加申込受付」が参加証となりますので、印刷して当日ご持参ください。
メールアドレスの入力ミスがないよう、くれぐれもご注意ください。
申込締切
2019年7月17日(水)
- 定員に達し次第、締め切ります。
- 定員に余裕がある場合は締切日以降も引き続きお申込を受け付けます。
講習会資料
講習会では資料の配布は行いません。
資料は、申込完了時に届くメールに記載しているURLからダウンロードの上、ご持参ください。(7月中旬に掲載予定です)
その他
問合先
土木学会関西支部「鋼橋講習会」係
大阪市中央区船場中央2-1-4-409
Tel:06-6271-6686
Fax:06-6271-6485
プログラム(敬称略)
13:30 ~13:35 |
開会の挨拶 |
土木学会関西支部 | |
13:35 ~13:45 |
研究概要報告 |
委員長 坂野昌弘(関西大学) | |
13:45 ~15:25 |
【被災対応事例】 |
・洗堀被害を受けた橋脚上の桁復旧(支承構造検討) | |
(株)シーエス・インスペクター 稲塚 仁 | |
・関西国際空港連絡橋の応急復旧工事について | |
西日本旅客鉄道(株) 坂田 鷹起 | |
・関西国際空港連絡橋のタンカー船衝突による被災と復旧 | |
西日本高速道路(株) 佐溝 純一 | |
・台風21号により被災した鋼製橋脚について | |
阪神高速道路(株) 丹波 寛夫 | |
15:25 ~15:45 |
<休憩> |
15:45 ~17:25 |
【維持管理全体に関する事例】 |
・鋼・複合構造物の維持管理に関する最近の話題について | |
前橋工科大学 谷口 望 | |
・関西圏の鋼Ⅰ桁橋における構造的特徴と疲労特性 | |
西日本高速道路(株) 加藤 大樹 | |
・カンボジアにおける橋梁点検技術移転 | |
阪神高速技術(株) 塚本 成昭 | |
・トラス部材の耐震補強について | |
本州四国連絡高速道路(株) 鈴木 翔太 | |
・インフラ維持管理のミス!その責任は? ~誰が責任を負うべきか~ |
|
匠総合法律事務所 江副 哲 | |
17:25 ~17:30 |
閉会の挨拶 |
幹事長 小出 泰弘(南海電気鉄道(株)) | |
司会進行:調査研究委員会幹事 田辺 篤史((株)日建設計シビル) |
- 都合により講師や順序などに変更の生じる場合がございますので、予めご了承ください。