【受付終了】共同研究グループ「メンテナンススモール橋梁」の会員募集
申込締切を過ぎたため、受付を終了致しました。ご応募ありがとうございました。
1.会員募集概要
この度、土木学会関西支部の共同研究グループとして「メンテナンススモール橋梁 共同研究グループ」(代表:鶴田 浩章、関西大学教授)が発足し、維持管理を考慮した今後の新設コンクリート橋梁に関する研究活動を行う予定としております。本研究活動を充実させるためには、研究者・実務者を若干名、公募いたします。なお、採否につきましてはご一任くださいますよう、お願いいたします。
2.活動期間
平成30年4月から1年間を予定(延長有り)
3.活動方法
6回/年(H30年4月~H31年3月)程度の研究会を開催、WGを設置。
旅費、交通費が原則支給されません。
4.活動内容
近年,道路橋等のインフラ構造物の高齢化が進み,それらの維持管理が社会的課題となっている。ようやく,定期点検に基づく長寿命化修繕計画等により予防的保全の仕組みが整いつつあるものの,今後,維持管理を実行するための財源や,従事する官民の専門技術者数は減少する傾向にあると予想される。そこで,使用材料や構造細目の工夫によって供用期間中の致命的な劣化損傷の発生を回避することで,維持管理を最低限に抑制した橋である「メンテナンススモール橋」を開発し,将来の維持管理における諸々の負担を軽減することを目的とする。
また,近年のICTの急速な進歩に伴い,それらを活用したBIM/CIMの導入が推進されつつある。CIM導入ガイドラインに準拠しつつも単なる構造モデルの3次元化にとどまらず, CAEをベースとした土木構造物の設計方法及びデータベースシステムを構築することで,将来のあらゆるモノがつながるIoT時代にふさわしい橋梁を提案することを目的とする。
研究対象としては、コンクリート橋梁を主たる対象とする。
メンテナンススモール橋実現のための研究項目としては、下記3項目を想定している。
●設計手法に関する検討
⇒現在の設計手法を基盤とし、3次元CIMによる環境条件、地形条件等を盛り込んだ設計手法の検討
●品質管理に関する検討
⇒パッケージ化やプレキャスト化、施工管理など品質管理の検討
●構造細目や形状に関する検討(一部プレキャスト化と重複)
⇒維持管理が最小限となる構造細目や材料・形状等を検討
5.応募要件
原則下記条件を満たす方とします。
(1) 土木学会の個人会員の方
(2) コンクリート橋梁の研究、設計、開発、建設、維持管理の何れかの実務経験者
6.応募方法・締切
参加ご希望の方は、(1)氏名、(2)所属、(3)連絡先(住所、電話番号、E-mail先)、(4)会員番号、(5)参加希望理由、(6)その他の要望を、こちらの申込フォームからご連絡ください。こちらから折り返し連絡を差し上げます。
申し込み期限は、2018年5月18日(金)です。
7.問合先
土木学会関西支部 共同研究会グループ担当
TEL:06-6271-6686
(応募資料や問合せ内容は、土木学会関西支部より、研究会の事務担当に転送されます。)