行事開催報告

令和4年度土木学会全国大会のイベント開催報告

 土木学会関西支部では令和4年度土木学会全国大会において、様々なイベントを開催し、多くの方に参加いただきました。
一部のイベントについての開催報告を掲載します。

関西国際空港コース(ぶら・土木34)
~沈下とともに歩んできた海上空港、その闘いをみる~

 土木学会関西支部では、「つながる、伝える、育てる、育つ」をキーワードに、若手土木技術者の交流と技術力の向上を目的としたブランチ活動"ぶら・土木"を展開しています。
 2022年度は令和4年度土木学会全国大会が関西で実施されることから、全国大会エクスカーションツアーと銘打ち、『関西国際空港コース(ぶら・土木34)~沈下とともに歩んできた海上空港、その闘いをみる~』と題し、関西エアポート株式会社様の協力を得て、周辺環境に配慮した海上空港として建設され、今年で開港28年目を迎える関西国際空港で実施しました。
 普段聞くことができない空港島建設から現在までの沈下との闘いの歴史等をたっぷり聞く座学と、現在進行中の第1ターミナルビルリノベーション工事の見学を通じて、新しく生まれ変わろうとしている関西国際空港を間近に体感いただく内容で、JTB主催のツアー(有料)として企画しました。
 ぶら・土木の趣旨に則り、「若手技術者・土木を専攻する学生向け企画」とした募集したところ、全国(東京、愛知、福岡・・・)から多くの若手土木技術者・学生の参加がありました。

日時 2022年8月20日(土) 13:00~17:00
主催 株式会社JTB
特別企画 公益社団法人 土木学会関西支部
協力 関西エアポート株式会社
対象 若手技術者・土木を専攻する学生(高校生以上)
参加者数 25名(うち学生・若手土木技術者(40才以下) 23名)
開催報告 開催風景 参加者アンケート結果

(各画像をクリックするとPDFでご覧いただけます)

うめきた と 大阪・関西万博
~大阪で熱い2大プロジェクトを地下と上空から見て感じるツアー~

 土木学会関西支部では、土木の魅力やインフラの役割について理解を深めていただくため、一般の方向けの見学会を開催しています。
 2022年度は令和4年度土木学会全国大会が関西で実施されるため、全国大会エクスカーションツアーとして『うめきたと大阪・関西万博~大阪で熱い2大プロジェクトを地下と上空から見て感じるツアー~』と題し、西日本旅客鉄道株式会社様と公益社団法人2025年日本国際博覧会協会様の協力を得て、JTB主催のツアーとして企画しました。
 「関西最後の一等地」と言われるJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期」について、その概要説明と現在進行中の東海道線支線地下化・新駅建設工事の見学を通じて、新しく生まれ変わろうとしている「うめきた」を間近に体感していただきました。
 そして、大型バスで咲洲庁舎へ移動し地上50階の迎賓会議室から、会場となる舞洲を眺望しながら「大阪・関西万博」の概要説明を受けました。
 高校生以上を対象として募集したところ、全国各地(東京、愛知、岡山・・・)から多くの参加がありました。

日時 2022年9月12日(月)
主催 株式会社JTB
特別企画 公益社団法人 土木学会関西支部
協力 西日本旅客鉄道株式会社、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
対象 高校生以上
参加者数 29名
開催報告 開催風景 参加者アンケート結果

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琵琶湖疏水はんなりツアー
~映える土木をドボジョが巡る~

 土木学会全国大会エクスカーションの女性限定ツアーとして、「琵琶湖疏水はんなりツアー ~映える土木をドボジョが巡る」と題して、琵琶湖疏水記念館、インクライン、田邊朔朗像、南禅寺水路閣、ねじりまんぽを散策、さらに関西電力株式会社のご協力を得て、蹴上発電所の見学を行い、無鄰菴での庭園見学および交流会を行いました。
 琵琶湖疏水は、琵琶湖から京都へ水を運ぶ事業であり、滋賀県大津市観音寺から京都市伏見区堀詰町までの全長約20kmの「第一疏水」、第一疏水の北側を全線トンネルで並行する全線約7.4kmの「第二疏水」、京都市左京区の蹴上付近から分岐し北白川に至る全長約3.3kmの「疏水分線」などからなります。
今回の企画では、10代から60代までの幅広い年齢層の方々が参加され、女性限定ツアーということもあり、和気あいあいとした雰囲気で終えることができました。

日時 2022年9月15日(木)
主催 株式会社JTB
特別企画 公益社団法人 土木学会関西支部
協力 関西電力株式会社
対象 ドボジョ限定(高校生以上)
参加者数 16名
開催報告 開催風景 参加者アンケート結果

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震災資料保管庫・人と防災未来センター見学
~阪神・淡路大震災での被災経験からこれからの防災を学ぶ~

 土木学会関西支部では、令和4年度土木学会全国大会が関西で実施されることを踏まえ、関西に甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災の被災、復旧経験を風化させることなく、後世に継いでいきたいという想いのもと、全国大会エクスカーションツアーツアーとして、阪神高速道路株式会社様と人と防災未来センター様の協力を得て、震災資料保管庫および人と防災未来センターの見学会を実施しました。
 『阪神・淡路大震災での被災経験からこれからの防災を学ぶ』をテーマとした当見学会では、普段見ることができない兵庫県南部地震で被災した阪神高速道路の構造物や様々な資料の見学に加え、これからの防災に関する様々な知識を深めていただくなど、阪神・淡路大震災での被災状況とそこから得た教訓を学んでいただきました。

日時 2022年9月30日(金)
主催 株式会社JTB
特別企画 公益社団法人 土木学会関西支部
協力 阪神高速道路株式会社・人と防災未来センター
対象 大学生以上
参加者数 16名
開催報告 開催風景 参加者アンケート結果

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