2017年度「夏休み土木実験教室」開催報告
土木学会関西支部市民幹事会では、2017年7月29日(土)に小中学生を対象に2017年度「夏休み実験教室」を開催いたしました。
今年は橋梁をテーマにしたストローブリッジの制作と、国土地理院近畿地方測量部の協力による地図をテーマにした講習を行いました。
300名近いご応募をいただき、今年度は4回に分けて開催し、過去最高の合計137名のみなさまにご参加いただきました。
また、皆さまのご参加いただき、再度お会いできる日を楽しみにしております。
当日の様子・開催報告(画像をクリックすると詳しくご覧いただけます)
参加者のアンケート結果(画像をクリックすると詳しくご覧いただけます)
アンケートでいただいた質問へお答えします
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地図と地図記号を知ろう!
地図はどのようにして作られているのか、地図中の記号にはどのような意味があるのか、最新の地図にはどのようなものがあるのかなどをスライドで勉強していただきました。地図記号の質問には、大勢が挙手して答えていました。
また、土木と地図について昔の地図と今の地図を比べて、ダムやダム湖、橋、空港ができる前と後で地図がどのように変わったのかなどを勉強して、土木で地図が変わる、土木と地図の関わりについて理解を深めていただきました。
強い橋はどんな形?
最初に、橋にはどのような種類があるか、それぞれの種類の橋の特徴はどのようなものなのか、また、橋の発展、橋の支間長の変遷、現在の吊橋の支間長の世界一は明石海峡大橋であることについてスライドで勉強していただきました。
その後、参加者全員がストローと紙のジョイントを使って実際にトラス橋を制作し、橋の構造や強度について理解を深めていただきました。また、スタッフによりトラス橋で用いられている三角形と、四角形の強度の違いについて、参加者に触っていただいて実感していただきました。
参加者のみなさまへ
この度は、土木学会関西支部主催の小中学生対象「夏休み土木実験」にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のご協力により、無事故で楽しく終えることができました。心より御礼申し上げます。
なお、アンケートで頂戴した貴重なご意見やご要望などは、今後の当学会の行事や企画の際に活用させていただきます。土木工事の現場見学会など、これからもさまざまな行事を開催する予定ですので、次回以降もご参加いただければ幸いです。